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“wakaちゃん”の愛称で親しまれるRenoЖRenoスタッフ、若林尚美さん。
現地調査から設計、業者とのやりとりや現場監督までマルチにこなす彼女がシェアハウスに込めた想いとは・・・?

「みんなでセンスを上げていく」っていいですよね!

  

  
まず、家づくりに関わるようになったキッカケを教えてください。


wakaちゃん:
長くなるんですけど、いいですか?(笑)


どうぞ(笑)


wakaちゃん:
かなりさかのぼるんですけど、中学のときに美術の授業で“家の模型”を作ったんです。
間取りやインテリアを一から自分で考えて、ベッドカバーやカーテンまで細かく作って。それがすごく楽しくて。


写真か建築、どちらかを仕事にしたいと思っていたwakaちゃん。建築インテリアデザイン学科のある高校に進み、カメラ部に入部しました。
学校の専属カメラマンだった方に弟子入りさせてくださいとお願いして教えてもらっていたというから、かなり熱心な学生だったようです。
大学でも建築を学び、店舗設計がしたいと卒業後は岡山にある設計事務所に就職しました。
  
すぐに店舗設計させてもらえたの?


wakaちゃん:
わりと“わからなくてもとりあえずやってみて”という会社だったので、図面を描いてはダメ出しされるっていう。窓の「おさまり」とか、小さなところがきれいになるように延々考えて、かなりストイックにやってました。とにかく基本を勉強させてもらう感じで、それはすごくありがたかったですね。


  
はじめてのひとり暮らしはどうだった?


wakaちゃん:
もやしとキャベツばっかり食べてましたね(笑)もやしが3円で買えてたんですよ!安くないですか!?たまに差入れやお中元でもらえる桃が、ごちそうでしたね。岡山だけに。


その後、実家の車屋が人手不足のため、いったん実家に戻ります。
手伝いの合間に、職業訓練校の住宅リフォーム科に通い始めたのだそう。
wakaちゃん:
やっぱり「おさまり」がちゃんと解りたくって(笑)


  
やっぱり、「おさまり」が(笑)


wakaちゃん:
気になって(笑) 自分たちで平屋を実際に建てるという授業があって、それがやりたくて。そこで2級建築士の勉強をしてから、RenoЖRenoの募集を知って応募しました。
はじめは図面を描くところから。そこから、だんだんと現場監督の仕事も増えてきて。


  
「おさまり」は、解った?


wakaちゃん:
わかるようになりました!(笑)


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窓枠やドアの「おさまり」について恍惚とした表情で力説する「おさまりオタク」のwakaちゃん

そして、RenoЖRenoで初めてとなるシェアハウス“小町”の担当をすることになった、wakaちゃん。
オーナーの沖野さんからのご要望は、7部屋を確保すること。
ベッドが入るか、収納は足りるか、実際に寸法を測ってあれこれシュミレーションしました。
wakaちゃん:
現場がスタートして2週間くらいは、胃が痛かったですね。
工事が始まってから壊せない躯体が出てきたり、プランが変更になることも多いので。


リビングに長いワークデスクをつけたり、大きめの洗面シンクを選んだり、暮らしやすい工夫も。
個室のクローゼットの奥に入れたアクセントクロスは、全部屋、柄が違うそう。
お気に入りの部屋で暮らしてほしいという、wakaちゃんの想いがつまっています。
  
住みやすく工夫された小町

zuddlife@小町

“小町”の完成後、自身もルームシェアを始めたwakaちゃん。
自らがリノベーションを手がけた賃貸マンションの一室に、高校時代の友人と住んでいます。

wakaちゃん:
住んでみてわかったのは、個室の3.5畳が意外と広いなってこと。
ほとんどをリビングで過ごして個室は寝るだけだから、共有スペースを充実させたほうがいいんだな、と。


次に依頼された“土橋”には、そんな気づきをしっかりと生かしました。
フリースペースを多くとること。洗面台と洗濯機も2つずつ。お風呂の中にはなんと、6人分の棚を。人数分のシャンプーや洗面用具が散らかってしまわないための工夫です。
  
シェアハウス「OKIHOUSE」土橋

OKIHOUSE@土橋

他にも、階段の壁の一面を大きなガラスにして、光の差し込む気持ちいい空間をつくったり、
味の出る木製ドアをつかったり、雰囲気にかなりのこだわりが感じられます。
また、外窓のない部屋には可愛いステンドグラス窓をはめ込むなど、
部屋によって差が出てしまわないよう、できるだけそれぞれの部屋に長所をつくったのだそう。

  
シェアの良さって、どんなこと?


wakaちゃん:
うーん・・・「病まない」ところですかね(笑)
仕事で疲れて帰ったら「おかえり」って話を聞いてもらえたり、風邪を引いたときに気遣ってもらえたり。
あとはやっぱり、デザイン。
空間がいい感じだと、インテリアとか食器とか、選ぶのが楽しいんです。買うものに気をつけるようになるから、自然とセンスが磨かれるんじゃないかな?
何人かで住んで、「みんなでセンスを上げていく」っていいですよね!


  
一緒に暮らすことで、日々センスを磨きあう環境って、うらやましいです!


(取材後記)
デザインから現場まで何でもこなしちゃう、敏腕wakaちゃん。
知識と技術の土台がしっかりありつつ、柔らかな感性でデザインする。彼女が手がける“シェアハウス”の人気の秘密をのぞくことができました。
私もシェア生活、してみたい~!(インタビュー/文 RenoЖRenoスタッフ・さよっこ)

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